Sunday, November 09, 2008

 

The United States of America

オバマ氏が大統領選に勝利した。

僕は正直言ってアメリカという国に決して好感は持っていなかった。人の命を一瞬で終わらせてしまう銃の所持がOKなんてのは正気の沙汰とは思えないし、ブッシュ大統領やクリントン前大統領にもまったく共感・尊敬の念は覚えなかった。もちろん、アメリカが嫌いだ!というような強いものでもなく、ただ漠然と海外旅行に行くときに僕のなかでは候補にあがらない国という感じである。

オバマ氏が最初の黒人の大統領であると言う。はっきり言って、そのようなことが重要視される時点で人種差別は色濃く残っているというのは明確なのではあるが。なんにせよ、この新しい歴史の1ページは好ましいことであるには違いない。

黒人なのに大統領になってすごい!というより僕はこのオバマという人が相当に魅力的な人間であり政治家だと思う。勝利演説を聞いたのだが、このにじみ出る「斬れる」男の雰囲気といい、人を否が応でも魅了する演説といい、どうにも僕が知っている大統領とは格が違うように思う。演説のうまさという点では日本で言うと小泉さんのようなものか。「我々は単なる個人の寄せ集めではない、そう我々はいつだって、そしてこれからもthe United States of Americaなのだ」というくだりは、かっこよすぎてちょっと鳥肌が立った。

彼が演説で言ったように決して道は平坦ではないだろう。差別的な考えを持っている人はまだまだいるだろうし、若い、経験不足だと叩かれることもあるのかもしれない。それでもこの男なら何かをやってくれると僕は思う。これからのアメリカに期待である。まずは戦争のない国にしてもらいたいものだ。

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