Monday, December 08, 2008

 

子供の潜在能力

子供に英語を学ばせようという風潮が高まってきている。

小学校での英語の導入、キッズ英会話等。個人的には少し懐疑的なところがある。子供に英語なり言語を身につけさせたいなら、週1回キッズ英会話に通わせるとか小学校で週数時間の勉強がある、では中途半端といわざるを得ない。もちろん、ただ、英語に親しんでほしいというぐらいの気持ちで子供を英会話に通わせるのはいいと思うのだが、それでぺらぺらになると思ったらそれは間違いだろう。

2ヶ国語、3ヶ国語を話す例を何人か見てきた。両親が日本人で小学校に上がる前ぐらいにカナダへ移住してそのまま育った人。この人は完全に第一言語が英語で日常会話ぐらいの日本語はわかるという感じだった。家でも英語を話していたそうである。ちなみにこの人にはお兄さんがいて、お兄さんの場合はカナダに渡ったときにすでに小学校中学年だったため、第一言語はどちらかというと日本語だということである。両親とも日本語で話すそうである。

両親が国際結婚でチェコ人とウクライナ人という友達。この友達の場合には、外ではチェコ語(チェコに住んでいるため)、家ではお母さんと弟とはロシア語で、お父さんとはチェコ語で話すというかなり複雑な環境に育っている。その結果、彼女はどちらも第一言語のように話せると言う。頭の中にスイッチのようなものがあるのか?と聞いてみたが、彼女自身にもなぜ自由自在に言語をスイッチできるのかはわからないそうだ。ちなみに英語も特に不自由なく話せ、今は日本語を勉強している。言語的なセンスが幼少時に磨かれているのだろうか。

子供に2ヶ国語をマスターさせようと思ったら、まずは家庭と外での言語を完全にわけて、大体半分ぐらいずつの時間をそれぞれの言語に費やすようにしなければダメそうだ。ということは日本に住んでいたら、インターナショナルスクールに通わせるか、家では英語しか話さないという環境ではないとダメということになる。

それでは、外では英語、家ではお父さんと日本語、お母さんとドイツ語というような環境の場合には子供は3ヶ国語をマスターできるのだろうか。僕はできるのではないかと思っている。しかし、このような環境で育つと自分の家庭が特別だということにいつ気付くのだろうか。そのときにショックのようなものはあるのか、まだまだ僕には興味のあることがたくさんある。今度はそのような環境で育ち3ヶ国語を使いこなす人に会って聞いてみたいものだ。

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