大田区蒲田にある文法・語彙の強化が中心の英語学校です

大学の時に、オーストラリアに4年いたのですが、最近改めてオーストラリアという国はいいなあと感じます。むしろ移住したいぐらいの魅力を感じます。

最近、なぜこんなことを考えるかというと一つは日本の貧困化です。物価が上がらないので、いまや中国やアジアの国に物価の面で抜かれ(または抜かれつつあり)「日本は物価の安い国」と思われている始末です。観光客が増えているのは円安もありますが、物価のこともあります。しかも少子化で人口が減るという予測も出ているのに対策は遅々として進んでいません。このままいくと日本は観光の国として生きていくしかなくなってしまうように思います。

「人手不足になったら、海外からの労働者に頼ろう」と政府は安易に考えているようにも見えますが、海外からの労働者は、かつて日本の物価が高く、給料が高かったからきてくれたのであって、給料が安い国で働こうとは誰も思いません。そのような危機的な状況にあるにもかかわらず、隣国とつばぜり合いをしている状況です。

オーストラリアは物価も安定的に上がっており、この27年間一度も景気後退局面(リセッション)に入ったことがないのです。人口も増え続けていて、これからも安定的に増えていく予測が出ています。島国で地政学的なリスクも少ない国で、今や最低時給が1500円近く。日本より賃金も良いのです。これからは、日本から他の国に出稼ぎに行く方が稼げる時代が来るのかもしれませんね。寂しくもありますが、将来を見据えていろいろな選択肢を考えないといけないとひしひしと感じます。

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