大田区蒲田にある文法・語彙の強化が中心の英語学校です

忖度という言葉が流行りましたが、日本語には確かにあうんの呼吸のようなものがあり、相手が自分の言いたいことをわかるだろうという時には、かなり省略したり、曖昧な言い方でも通じてしまったりします。例を挙げると

よろしくお願いします。

というような言葉ですね。このような言葉は直訳できません。その場その場によって、微妙に意味が違ったりしますが、相手がその意図を組んで理解してくれることになっています。例えば

1、明日、飲み会に行きますんで、よろしくお願いします。
2、明日から一緒に働くことになりました鈴木です。よろしくお願いします。

というケースでは意味合いが異なります。上は「お知らせしておきます」という感じで、下は「仲良くしてください」という感じです。もしかしたら、もっと多くの意味が含まれているかもしれません。「明日飲み会行きますので、頭数に入れておいてくださいね。皆さんにもその旨お伝えください」かもしれませんし、下の文も「ミスをするかもしれませんが、多めに見てください。そして仲良くしてください」という意味まで含まれているかもしれません。これらを含めてよろしくお願いします、で済むわけです。その場その場の文脈で、聞いている方は相手の言いたいことを推し量る、あうんの呼吸で理解するというのが日本語の特徴のひとつです。これを文脈依存というそうで、言語によって程度は違うのですが、日本語は特に文脈依存度が高いと言います。

この日本語を英語にしたいけどなんて言うんだろう、全然わからないということがあれば、そもそもその言葉は直訳できない言葉なのかもしれません。

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